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2012年10月27日

■いよいよ最終回。イヤシロチのおとぎ話

迎えて、収穫の秋.
ここに。驚きの事件。

何と、毎年米の年貢の計測にきたお役人から、一気に増えた収穫の成果に今までの分をごまかしていたと疑われる始末。

と言うのも、それまで一反あたり4俵、全部で20表しか取れなかった松五郎の田です。

それが何と5反の水田から40俵の収穫になったのです。

その後は、あれほど絶え間なく続いた、病や事故、争いも無くなり、米も野菜も頑張るだけ豊作に恵まれ、今ではけかれちの松(村の意地悪な連中は、ケチ松と呼んでいたのが嘘のよう)が、いやしろちの松と自他共に認めるようになりました。

しかし、この話は秘伝にしているよう爺様にされていたので、村人は不思議でしょうがないのです。

が、性根をすえ素直に爺様に教えを請うものだけが、ひそかに豊かな実りを得ていったのは簡単な想像でした。

後日、報徳爺さんに金次郎さんが、あの時の、地鎮祭前、爺様のお師匠さまのような方は何をされていたかをお尋ねしたのですが、それだけは最後まで明らかにされませんでしたが、報徳式と言うことです。

爺様のお話で許される限りでは、

「この世は、所詮浅ましい人間の我侭で成り立っているように見えるが、さに在らず、天の恵みと、地の恵み、更に言えば宇宙の定めによって成り立っている。わしがそなた方に教えた事は、あくまでも土地の力を少しあげる方法を説いたまでじゃ。」

「土地の奥深く、天高く迄、自然の法則に逆らってありがたい人生など送れる筈も無い事は、よく考えれは当たり前の事じゃ、あの時に行ったのは、松五郎のうちとそなたのうちと、それぞれに結界を張ったのじゃ。」

「人生なんて、目に見える物ばかりで左右されているわけではないと言うことぐらい、われわれは頭では知っているはずじゃが、その結界とは、この世とあの世の境をつける事、平たく言えば、運気をあげるための方法を集中させたのじゃ。」

「邪気を遠ざけ、もとよりある運気を逃さない。あのお手伝いをお願いしたのは、わしのお師匠様とお供の方でその達人ぢゃ。」

「つまり、大きなお力をお借りして、邪気を遠ざけ、運気を逃さない気を入れて貰ったのじゃ。そなた方の、真摯な心は本物と思って特別に頼んだんじゃ。しかし、所詮、人間の真心は、易きに流れやすい故、当たり前のことを一所懸命に行い。間違えても、心に邪気を起こし、つかんだありがたき運気を自ら失う事などとんでもないぞ!」

「日々ひたすら感謝と報恩の心で暮らすのじゃ。この事、生涯忘れるでないぞ!」


と、諭され、金次郎さんは、そのことを深く実行すると共に、松五郎一家にも噛んで含ませるように教えを説き、いつまでも元気で明るく暮らして行ったそうな。

めでたし、めでたし。


2012年10月24日

■完結間近、第9弾(イヤシロチのおとぎ話)

イヤシロチ化の方法(第9話)

その地鎮祭の数日前に、なにやら報徳爺さんは爺さんの知り合いなのか、先生なのか、当地の氏神様とは違う神主のような方を伴い、松五郎の田畑に赴きました、この地鎮祭に際し、前後二日にわたり極めて恐縮した様子でした。

爺様は、気にするなと言っては、その事には触れてはいけないような様子でしたので、一同すべて磁場の改善に集中し、その日の施工にかけるのみと一日千秋の思いでした。

いよいよ、地鎮祭に際し、氏神様を向かえ、地鎮の儀がはじまり、その作法も柏手や玉ぐしの意味まで練習した通り行い皆緊張の中無事終了。

直会は、お供え物のお下がりを頂きます。

お供え物や注連縄飾りの意味、その他昔からの言い伝えかと思っていたありがたいお話も、なるほどと、更に報徳爺さんの博識におシマはすっかり心酔してしまった様子でした。

いよいよ、磁場改善ですが、所定の場所に、所定の穴を掘り、大量の炭や、炭の粉を爺さんの指示通りに埋め、沢山の水を汲み出す作業も松五郎と金次郎一家総出の大仕事になりました。

3日がかりで、5反の水田と自宅の周りの磁場改善を行いました。

これは思った以上に重労働でしたが、図らずも天気にも恵まれきつかった作業も和んだ雰囲気の中進めることが出来ました。

驚いたことに余り疲れが尾を引いていてない事に気付き、あたらめて炭の力が復元力をもたらし、土地の力に左右していることを実感したものでした。

その後、時は瞬く間に一週間が過ぎまして、それからはびっくりしたことの連続の日々です。

その不思議な出来事は松五郎一家だけでなく、金次郎一家にも及び村人も人事でないだけに報徳爺さんの話を思い出しては皆でああでもないこうでもないと、不思議半分ありがたさ半分と言った気分です。

先ず、おシマが驚いたのは、あの日以来幼いその長男のひどい咳がぴたりとやんだ事。

埋設した穴の上に置いたどぶろくがまるで、上等酒のようにおいしい。

じめじめした暗い感じもさわやかさを感じるようになり、日に日にその驚きの話も枚挙に暇が無いほどに膨れ上がります。

これには想い当たる節もあります。

それは、元々いやしろちに住む金次郎さんが、元気で明るい家庭を築いていた事に重なる想いがあるのです。

全く他人事ではない気持ち、松五郎もおタネも日を追って元気も回復し、野良作業も十分ではないにしろかなりの量をこなせるまでになり、秋の収穫に向け、一同希望と元気を取り戻しながら、明るい笑い声も聞こえるまでになりました。


続く・・・

2012年10月22日

■さて残り僅か、第8弾目~イヤシロチのおとぎ話。

その8話です。

やっとの思いで、金次郎さんにその事を伝え、報徳爺さんに心からの叫びとお願いにあがったのです。

しかし、金次郎さんも松五郎さんも少し不安を掲げてました。
と言うのも、おシマは、何となく土地の力の改善に興味を持ったようだが、屁理屈の申し子のような性格の故、報徳爺さんの話を只信じろと言うだけでは、どうも心からの理解を得るに至ってはない気がして、もっと解りやすく伝える方法は無いものかと、不安の気持ちは拭えない様子でした。正直者の金次郎さんはその心配を報徳爺さんに相談して見ました。

報徳爺さんは、そんなこともあろうかと、おもむろに、報徳一族が先祖伝来受け継いできたと言う、南蛮人より譲り受けた、磁場測定器なるものを神棚の奥より取出だしてきたのでした。
加えて持ってきたのは、中国4千年の歴史を込めた九星表は、地磁気測定に大いに役立つ物でした。

先ず方位を正しく導き、北からのの軸を確認すると共に、九星表での各位置を求めたのです。後は神業と思えるような手さばきで、各箇所の高低・濃淡・安定度の具合・調和度合いの地磁気を見つけ出していた。

 報徳爺さんの言うとおり、松五郎さんの土地全体には、その磁場測定器で表される数字は、大きな物も小さな物もごちゃごちゃで、場所によってはかなり低い数字も目立っていたのに比べ、金次郎さんの田畑はじめ、彼の自宅の回りも殆ど似たような数字で、特に低い数字も、極端に高い、数字も目立つ事は少ないのです。

「成るほど」

とみな頷いてましたが、一番興味を持って面白がっていたのは、皮肉にもおシマでした。

「これはあくまでも、土地に宿る電気の圧力のことで、南蛮では電圧と言い、Vボルトと呼んで数えているが詳しく調べるときには、もっと精巧に出来ておる3軸の磁場(地磁気)測定器を使うのじゃが、まあ今のお前たちには、これで十分じゃろう」

とその科学者並みの知識にふれ、一同急に報徳爺さんがそん所そこらの物知りでない事を改めて知る事となり、一層皆の興味が深くなったのです。

報徳爺さんは、皆に地鎮祭の準備を進めると同時に以前金次郎さんに教えた、炭の用意と、なんだかはじめて見る白い粉のような物をどこからか準備をさせていた。

「天の恵みは、陰陽の平衡を図るのが一番じゃ、食事も陰のものと、陽のものの平衡を図って食せば無病息災じゃろ、陰のものは土の中、陽のものは天の恵みそのものじゃ。」

「炭にも色々在ってな、陰の炭、陽の炭を織り交ぜるのじゃが、そこはちと難しいので、わしが代わりに揃えていたわい」

と、準備は滞りなく終わり、地鎮祭の日取りと、施工の日取りを決めてそれぞれの役割を分担する事になりました。

続く・・

2012年10月20日

■いよいよ後半第七弾(イヤシロチのおとぎ話)

7弾の巻き・・・(ケカレチをイヤシロチに変える。)

そのために必要な覚悟とこれからの生き方を一晩じっくりと夜を徹して話したのです。


「ほら松どん覚えてるだろ、子供のころ松五郎どんに誘われ、裏の爺さまのスイカを食い荒らしたのがばれて、納屋に一晩二人で縄に縛られ、翌朝まで一晩中べそをかきながら、しゃべり通したじゃろ、懐かしいがあれ以来じゃね」
と、夜の明けるころ懐かしく始めた昔話からとっくりと打ち解けあったのです。
「金次郎どん、癒しの土地と言ったか・・・その土地の力の改善とやらに掛けてみようと思うんだ。ほんでわしら全力を尽くして、生まれ変わりたいと思う。だが、報徳爺様の知恵も必要だし、金次郎どんの力もやはり必要と思うで、何から何までかたじけないが、これまでの我侭のすべてを水には流せないだろうが、何とか力を貸しておくれでないかい。」
金次郎さんは、「うん、うん一緒にまた頑張ろう、、」と言うばかり。
「本当に恩に着るが、ひとつ頼むで」
と、松五郎も素直に侘びと願いを込めて苦楽を共にした幼馴染に、微笑ましい笑顔が戻る瞬間であった。

しかし、ことはすぐには進まず、話が進まない事情も出てきた、それと言うのも甥っ子の嫁のおシマが全くしらけてしまっているのだ。
松五郎は病弱なおタネと共に、貧乏と怪我や病気が骨身に沁みて、どうにかして元の元気な生活が出来るようにと、祈るばかりであった。
一家の心からの願いでなければ引き受けないとの、報徳爺さんの話は、決して無理強いはならない事も解っていたので、出来のあまり良くない嫁に対し、
「後生だから信じておくれ」
と一週間の間ほぼ毎日祈りと願いを込めて水と薄いかゆを啜っての生活で、なんとか嫁を口説き落としたにです。
更に子孫にまで及ぼす災いや悪影響をなくすための一時的な浮かれた事としてはならないと諭し続けようやく
「心よりお願いしします。」
と言う本気が伺えたのは祈りと説得をし始めてさらに一月後だった。

2012年10月18日

■第六弾目です!『イヤシロチのおとぎ話』

第六話

松五郎さんの住んでいる家や、水田がけかれち(気枯れ地)と知ったショックも去ることながら、自分の土地がいやしろちとも診断され、嬉しいやら哀しいやら。

しかし、けかれちに住む松五郎さん一家の苦しみを目の辺りにしている金次郎さんは、自分だけでなくて、いやしろの叡智を皆で分かち合いたいとその思いはつのります。
金次郎さんは報徳爺さんに願い続けます。

「爺さま!私の家がみんな健康で、作物も思うように育ってくれて、台風の被害や地震なんかの災害にも、流される事なく穏やかで豊かな生活が、いやしろ地のお蔭様と、ようく解りました、これまで以上に感謝してこの豊かさを積み上げられるよう、一層感謝して精進します。」

「しかし、やんちゃで、我侭に育ったとは言え、松五郎どんは、私の大事な幼なじみです。
今の松五郎どんを見ていると、私ら家族が自分たちだけの欲を突張っているようで、松どんの家族を見るのが忍びなく、何とかできるものなら皆で力になってあげたいのですが、何とかその良い知恵や方法を貸して下さい。お願いします」

「今では松どんも、憔悴しているところですが、何とかもう一度皆で楽しく過ごしたいと、涙を流す毎日に、私も一緒に頑張りたいと思うのです。」

「そうか、流石!金次郎どんじゃ、その、皆で豊かに分かち合いたいと思うその心は、いやしろちに住む者に相応しい、イヤサカ(弥栄)の心と言うものじゃ、大切にするんじゃぞ!」

「まあそれまで言うなら、方法もなくは無い。わしの言う事を信じてその通りに行うと覚悟と約束をするならば、秘伝を教えてもいいが、覚悟はあるか?」

「それから、土地の力の話をしたが、これは只土地の本来の力の事で、土地が災いをするとか、福をもたらすとかの話ではない。そこの点を勘違いするでないぞ。そこに住む人間の心根の方が人生を福にも、災いにももたらすのじゃ」

「だが!もうひとつ!わしが言っているのは誰でも出来る土地の力の改善する方法じゃが、本来土地と言うものは、天と地の恵みのもので、人間が勝手にここは、誰の物だとか言う物でもなければ、その境目なんてありゃせんのじゃ。もうひとつ、高いレベルで見ると、わしごとき者の、目に見える工夫では補えない天の恵み、地の恵みをつかさどる、いわば天照皇大神様の示す宇宙の本来の法則に従った、運気の改善なのじゃと言う事も、考える必要があるが、その点もようく理解が必要じゃぞ!」

「勿論です、そのためにこの人生をかけてもいいです。いや、これからの人生の仕事として取り組みたいのです。どうか、松どんの土地の力を蘇らせるよう改、出来る限り努力をしたいのです。なにとぞひとつ良しなにご指導お願い申します。」
「解った、ならば力も貸そうが、その前に、松五郎どん本人の覚悟と、一家の意思統一が必要じゃ。」
「その決意が固まったら、今一度、声をかけよ。すべてはそれからじゃ!」

金次郎さんは、踊るような心の弾みに、つい歓喜の声を出しそうになる心からの感動を穏やかに沈め、松五郎さんを誘って、金次郎家の裏の炭小屋へ向かったのです。

続く

2012年10月17日

■第五弾!イヤシロチのおとぎ話

イヤシロチにまつわるおとぎ話ですが、今回第五弾です。

題5話

いやしろちとけ枯れ地の、特徴を自分たちの住まいや田畑で示された二人は、すがる思いで報徳爺さんに、その知恵を借りるべく頭を下げ続けました。

心やさしい報徳爺さんはにわかに、いやしろの叡智をすこし紐解いてくれました。

「お前たちに、難しい話はかえって混乱を来たすので、解り易い話というか体に感じやすいことで説明しよう。地球はひとつの磁石と同じなんじゃ、その力を地磁気と呼ぶとする。」

「とまあ、その地磁気の力が強くて安定していて、力の密度が濃いところを“いやしろち”と呼んで、その反対に、地磁気の力が弱くて、不安定で、力の密度が疎なところが“けかれち”と呼ばれているのじゃ。」

「これは、地球が自転と言って南北の極を結んだ軸を中心に、一日一回転している。
空に浮かぶお月様はこの地球の周りを一定の時間をかけて回っており、これを公転と呼んでいるが、月にも、ものを引き付ける引力と言う力があって、この地球にも及ぼしているのじゃ。その関係で、地磁気が安定したり、不安定になったり平衡感覚を乱されているのじゃ。」
「この乱す力を外乱と言って動植物はもとより人体にもえらく障害をもたらすものなのじゃが、騒音や、振動も天気や温度、湿気もこの平衡感覚を乱す、外乱の元なのじゃな。いつもこの外乱に、惑わされていると、心身の平衡感覚を見出し、自分でも心に乱れが解っても意地悪を言ったり、悪事を働いても、平気な体や精神の様子になるのじゃよ。」

「その反対に地磁気が安定していると、心も体も落ち着いて、集中力や、想像力もまし、穏やかな性格や思いやりのある人格をも培うのなのじゃ。昔から、人の幸せの条件は、何処に住むかの土地で決まると言うのは、ここからも来ているのじゃな。」

「つまりじゃな、土地の力と、人の性格や行動も共鳴してしまい、人生そのものや土地柄そのものと相似した現象もおきて来るのじゃ。まあ、逆に言うと、荒い性格の人間は、力が乱れた土地を好み、穏やかな人柄の人間は、力の安定した土地を好み、そこには、立派な人生が宿り、農作物も豊富に育ち、商売にあっては繁盛するのも頷けるじゃろう。」

「人は、本来、安定した場所に集まり、その豊かな人が良い仕事をし、よい商品や、農作物が出来ると言うものじゃ。しかし、易きに流れやすいのも人の常じゃ、体でいやな思いをするようなじめじめした暗い場所などは、図らずも戦場になる土地も多いのじゃ、ほら見てみい、いかにも争いが起こりやすそうな場所は、何度も同じことを繰り返すじゃろう。豊かな人生を歩みたいのなら、いやしろちに住む事が肝要なんじゃ。」

少し、長めのお話も、食い入るように聞き込む村人たちの群れになってしまった。

でもでもでも、気が優しくて思いやり深い金次郎さんが聞きたいのはそんな事よりも、
「松五郎さんの土地が自分の土地のように災いが少なく、米や麦も、野菜もたくさん採れて、家内安全に暮らせてあげたい」
そんな気持ちで一杯だったのです。

松五郎さんを振り返ると、以前の様に、食って掛かる力も残ってないようで、只うなだれるばかりの様子は、金次郎さんの胸を一層きつくしてしまったのです。

しかしてその、けかちと言うものをいやしろちに変えることなぞ有るのでしょうか?

信じて疑わない金次郎さんは、一所懸命に報徳爺さんにお願いをしたのでした。  続く

2012年10月16日

■第四弾(イヤシロチのおとぎ話)

第四話

報徳爺さんは、この村だけでなく藩の主だった方からも、土地の見聞きの達人とその相談や指導に相変わらず引っ張りだこです。

それでも、ほかならぬ金次郎さんの頼みとあっては報徳爺さんも多少の無理は利かせます。

翌日、金次郎さんのお家にポロンと訪れてくれたのです。

報徳爺さんはこの土地を見るなり、
「これは聞いていた事と実際に来て見たのでは大違い。思ったよりもそのいやしろの特徴を如実に現しているぞ!」

それから『いや、これはいいかもしれない』と呟きながら報徳爺さんは、その土地の隅々を歩きまわりながら、気持ちよさそうな目つきで仰せられました。

「金次郎さんの土地は、いやしろちと言って、肥沃で活力のある力満載の土地じゃ、家内安全、商売繁盛、無病息災、五穀豊穣・・何をしてもうまくいく立派な黄金の地じゃ」

さて、問題は松五郎さんの土地じゃったね、隣だね。
と、二人をたづさえて、松五郎さんの宅地と田畑に赴きました。

『う~ん、うう~~~。』
顔色も冴えません。

「こりゃ、想ったよりひどいな。・・・早く言わないからだよ。」

『松五郎が手に入れたこの土地は、けかれち(気枯れ地)と言って、動植物の繁殖を阻み、大切な力を奪い、住むに適さず、まして農耕の努力も結果が身を結ばぬ、文字通り心身のエネルギーまで枯れてしまう特徴があるのじゃ』

「双方の代表選手を集めたような物じゃのお!」

とのお話に、、、、胸をつまされる思いの金次郎さんは、
「なぜそうなるのか、また対処方法はないのか」と、報徳爺さんに懇願するようにご指導を仰ぎました。

こまってしまった金次郎さん、果たしてその策など有るのでしょうか?  続く

2012年10月15日

■イヤシロチのおとぎ話(その3話)


第三話

報徳爺さんの教えを守った金次郎さん、それを無視した松五郎さん昨年の二人の成果はどうだったでしょう。

一反で12俵の収穫が出来た正直者の金次郎さんと、5反で20俵の収穫しか出来なかった松五郎の成果の差は、火を見るより明らか。

当然松五郎は面白くないのです。

其の次の年も、又其の次の年も、両夫婦それぞれに頑張ってみたが、出来高の差は開くばかり・・・。

そんな月日も数年が経ち有ろう事か、これまでの無理がたたり、松五郎の嫁のおタネは重い病に伏せてしまったのです。

只でも、喧嘩や争いが耐えない家庭もついに五年後には、夫婦揃って寝込んでしまう始末。

そこで、松五郎夫婦は甥っ子の、竹五郎夫婦を養子にして家督を譲り隠居生活を強いられました。しかも、其の翌年には、竹五郎自身も体を壊しまともには働けなくなって、時に及んでしょっちゅう働き者の金次郎さんの手を借りる始末。

ところが流石の金次郎さんも、この水田の手伝いをする度に、腰や胸の異常を感じるようになり、これはどうも様子が笑しいと振り返ってみました。

そしてよくよく考えてみると、土地に問題があるような気がしてきたのです。

ふと、これまでのいきさつを振り替えると、金次郎さんの土地は日当たりも、水はけも良く、ただ働くだけでも気持ちが良くなる程の居心地満点の水田と住居。

まさに肥沃の土地なのかとその恵みに感謝する次第。

かたや松五郎さんの土地ときたひにゃ、お隣さんでそんなに離れた場所ではないのに、水はけは良くないし、少し雨が降るとすぐに水田があふれ出すし、家は年中争いごとが絶えず、病気や怪我は日常茶飯事、何かにたたられたのではと、人事にもかかわらず心配が募るばかり、思い切って、松五郎さんの見舞い時に、土地の神様に障りでもあったんではないかと思いついたのです。

『これも取り越し苦労でなければ良いが、今ならみんなで力を併せれば頑張れるから、コここは一つ、長老の報徳爺さんに相談してみようよ!』
と持ちかけ、藁をもすがる思いで、松五郎さん一家と総出で、報徳爺さんに土地を見てもらう事に、なりました。

報徳爺さんの見立ては如何なのでしょう?   続く

2012年10月13日

■イヤシロチのおとぎ話(第二話)

その②

先の戦で、殿様から褒美として田畑を頂いた二人ですが、今後どのようにこの田畑を活かすべきか?と考えて、いやしろ村の長老へ早速相談に参りました。

長老の報徳爺さんは、痩せた土地を沃土にしたり、どんな家でも運気をもたらす家造り煮の変えることが出来る名人として知らぬものはいません。

ですから、この地方だけではなく遠い諸国からも相談事が後を絶たないほどの有名人です。

報徳爺さんの言うことにゃ、

「鍬鍬一本でも田畑に入れる前に、しっかりと塩・米はじめ、自分で作った野菜で良いので、神に感謝し捧げるのじゃ、そして塩と酒を四隅にしっかり撒き、家の仏壇の下には、木炭はじめ炭をしっかり埋めておくのじゃぞ!」
「更に、心すべきは・・・・・・・しっかりとこれを守るのじゃ!」

と、秘伝のイロハを伝えたのです。

正直で勤勉な金次郎さんは、それにを直ぐ様実行し、自宅も少ない予算で住むように大工さん達への段取りと感謝を忘れず、毎日せっせと大工・左官の手伝いに留まらず、雑用などの下働きに精をだし、無事落成を迎えたのです。

それに引き換え、セッカチで、意地悪、お金にも汚いと評判どおりの松五郎さんは、戴いた報奨金の枠を目一杯使いきろうと、大工や材木屋の足元を見ながらおよそ百姓には似つかわしくない材料や間取りを押し付け、無理難題の言いたい放題、お金に物を言わしての贅沢三昧です。

其の上、誰が見ても無茶な突貫工事を強いて、朝な夕なにせかせる始末。大工の棟梁がせめて祝詞の一つもゆっくりと上げさせて頼んでも、「そんなことは大殿から言われて無い」の一点張りに終始した家づくりには、周囲のものはあきれ果てるばかり、ついに近所のものは誰も近寄らなくなりました。

しかも心配した通り、依頼を請けた大工さんは、気性も手荒なものばかりで、案の定棟上の途中で風に煽られ大怪我の始末、それでも無理を言い続けやっと完成した時は、棟梁も4人も代わっていたと言うのです。

そんなこんなで、一年が過ぎ、漸く田畑にも秋の実りがやってきて、稲刈りの季節、夫婦仲良い金次郎さんは、楽しい野良仕事の成果を二人で楽しみに数えてみると、なんと少ない筈の一反の水田から12俵ものお米が取れたと大喜び。

方や、松五郎夫婦、喧嘩しながらも、けちな夫婦は負けず嫌いで金次郎夫婦には収穫の出来高に負けたくないと、必死に働きましたが、そのふたを開けて見ると、5反の水田からあわせて20俵の出来高だとか・・・。

報徳じいさん直伝の、いやしろの知恵がここで一つ明暗をわける形になってしまいました。
・・  続く

2012年10月11日

■イヤシロチのおとぎばなし

今日は少し薄曇なので少し肌寒い感じがします。

以前から、イヤシロチや電子について昔話の物語風にしたためたものがあれば教えてくださいと言う声が多くありました。

そうですよね、難しい理論などを読んでも難しい事の連続ですし、昔話の様に肩のこらないお話しがあれば読みやすくて解りやすいですよね。

でも昔話にはイヤシロチなんて聞いたことが無いですね。

でも、あると読みたいですよね。

ご安心ください。協会の会員さんがそれを創って下さいました。

肩がこらないように創ってますので、漫画を読む感覚で楽しめます。


全部で10話になってます。(読みやすいように短編で区切ってます)

以下の、お話をお楽しみくださいね。

いやしろ物語・・・・・御伽噺編。
その①話

昔々、あるところに正直者の金次郎さん夫婦が住んでました。その直ぐ隣には、意地悪者の松五郎さん夫婦が住んでます。

時は、戦国・嵐の時代、少年忍者・風のフジ丸が、風魔十法斉と大名達の覇権の渦に巻き込まれていた頃、それまで何とか幸せに暮らしていた夫婦にもその陰が差し、地道で真面目なお百姓の両夫婦達にまでも、戦に参戦のお呼びがかかり、ある日突然借り出されたのです。

さて、この両名は、体は平素の仕事で鍛えては居るものの手なれた鍬鍬を、刀や槍に持ち替えて、敵の大将の首をめがけ勇敢にも戦いを挑んで参ります。

しかし、いくら田舎道に長けた二人でも始めての土地では地理感もなく、いつしか迷ってしまい気がつくと敵国と隣国の堺にまで来ていて、予想していた一つ隣の国の堺に迷い込んだのです。

あらぬ疑いで捉えられた二人は、隣国の大将たちに厳しい追及を受けます。

しかしこの間金次郎さんの誠実な人柄と、気の効いたとんちがものをいい、あろうことか和睦の話にまで段取りとつけて来たのです。

時も同じくして、隣国との戦には本丸の部隊の活躍で大勝利となり、大殿よりこの功労を大々的に取り上げら、お百姓としてはかつて無い程の褒美を戴くことになったのです。

しかも、殿直々にお目通りを頂きありがたいお言葉までも賜りました。

「この度のそなた達の功労、大儀であった。」
「ついてはその方たちに褒美として、大判小判と、家を取らせてやろう。」

「重ねて5反の田畑と、一反の田畑を用意した。大きいほうは多少湿地帯だが、小さいほうはそれなりの期待が持てるところである。」
「後世まで大事に致せ。尚、配分については両名にて話し合い、仲たがいなどせず仲よう暮らすのじゃぞ!」

正に、二人にはありがたき晴天の霹靂です。
「はっはあ!大殿様、身に余るありがたき幸せ、後生大事にさせて頂きます」

と、二人の感謝の声も終わらぬうちに、、、、、、欲張りの松五郎、ここで余計な口が滑り出します・・・・

「恐れながら、大殿様!このアッしらに、話し合いなど無用でありまして、某がこの湿地の5反を全部引き受けさせていただきやす、この金次郎の奴は、もともと体が弱く、一反で十分でして、それでも弄ぶほどの大きさにございまする。故、責任を持ってアッしらが、この田畑を肥沃な宝の山にしてみせましてございまする」

「ほほう、よう言ったのう!金次郎とやら、そちはそれでよいのじゃな!」

「大殿様、本来ならこのような戦での褒美に田畑など、滅相も無きところ、お話をいただけるだけで果報でございまする、異存なぞ、何でありやしましょうぞ!ありがたき幸せにございまする」

と、とんとん拍子に事は運び、それぞれの家を建てることに相成ったのです。
正直で、慎重な金次郎さん、家を建てるにあたり、村の長老者の報徳爺さんに、その心得と、他になにか精進すべきことを教えていただくことにしたそうな。

続く・・・

2012年10月09日

■イヤシロチ満喫

ここ福岡県ではその数日、最高に過ごしやすい天気が続いてます。

秋の季節感を満喫しながら過ごせるって本当に幸せですね。

そしてイヤシロチに住んで居ると、この季節感がもっと色濃く実感として味わえます。

この季節感を心地よく味わえる場所が常に有ると便利と思いませんか?


私は、電子水を製造するタンクの下に、3トンの炭素を埋設し、磁場改善を図ってます。
だから、イヤシロチの特性がフルに体感できる場所でもあります

産業用タンク縮02.JPG

ここには、たたみ8畳くらいの作業スペースがあります。

私は、お仕事で頭が飽和状態になった時など、音楽を掛けながらここで楽しい瞑想を20分ほど楽しみます。

掛け値なし!心も身体もスッキリです。

伊勢神宮や大富豪神社に言った気分にいざなってくれます。

直接身体にエレクトロンチャージも出来ます。

一平米のスペースを持っている皆さん。
貴方のご自宅でも大富豪神社の磁場を再現できます。

2012年10月06日

■除線は手軽に

身体にいい水、飲んでますか?

その前に身体にいい水とはどう言うものか共通の理解が必要ですよね。

それは、、、

①油分を溶かす力の高い水(界面活性力=油脂の分散性の高い水)である事

②酵素活性を高める水(体内酵素を活性化し、抗酸化物質の力を低下させない水)である事

③水分子の集団(クラスター)のい小さい事

と言う三つの物差しが必要です。
これは、お水の分析のカリスマ 松下和弘先生から教えて頂いたものです。

で、具体的にどんな状態なのか・・・
これも、論より証拠で実際に電子水を飲んでもらったり、お料理に使っていただくことが一番身体で理解しやすいのですが!

でも、今の時代は、お水のクラスターの状態以外に最も大切な事があります。

それは、水道水であろうと、井戸水であろうと、放射能物質が含まれていないことが前提です。

昨年の3・11以来、拡散される放射能の汚染は、果たして皆様の水道水に混入されていないと言えるでしょうか?

別に脅している訳ではないのですが、身体にいい水と言う尺度以前にセシウムやヨウ素、そしてストロンチウム等のものが飲料水に入ってない保証が無い時代になってきました。

そこで、安心して除線できる方法はどのようなものがあるでしょうか?

お水の専門家として、一言でアドバイスするとしたら、

『完全除去できる浄水器を設置する以外は有ません』としか言いようが有ません。

そして、どのような浄水機かと言うと、一般にROといわれている
逆浸透膜方式の浄水器です。

これは、メンブレンと言う、特殊フィルターで(現在は一般的に1000万分の一ミリの孔を通過させる事)
不純物を除去してしまおうと言うものですが、これは純粋を作る装置でもありますので、不純物の一つとして放射能物質も除去してくれるのです。

勿論、性能は色々有りますので詳しい事はまたお知らせするとしても、浄水器の方式だけはしっかり覚えておきましょう!

身体にいい水とは、今の時代放射能物質を完全に除去していると言う前提になる事をしっかり覚えておきましょうね。

2012年10月03日

■風土こそ文化の発祥の源

私たちの郷土には、私たちの先輩やご先祖様から受け継いだ素晴らしい文化や、伝統、風習がありますね。

この文化や風習もその地域の、土地の影響が凄くありますね。

・水が綺麗なところはお米が美味しい。

・高い山が近くにある海のそばには美味しい御魚が沢山獲れる

・痩せた風土の土地の穀物は保存食の源が良く獲れる


日本国中、住めば都の特徴があり、その土地ならではの風習がその文化を生み出し、伝統的に受け継がれますね。

だからこそ、私たちが住むふるさと、故郷、郷土は何時までも安心して暮せる安全な場所であって欲しいです。


震災以来、全国津々浦々それぞれの地域で出来る役割や関心度も異なっていますが、少なくとも自分が今すんでいる郷土は安心してくらせる環境であって欲しいと接に想う方も多いと思います。

今私たちに出来ることは、その地方、地域、町内そして自宅の存在する場所など、、、

今身近な所から綺麗な環境にして、これからの世代を背負ってたつ若い方、そしてそれに続く子供たちには、健康で有って欲しいですね。

健康で暮せる健康な家・・・・自分たちで作りましょうね!

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