言葉でイヤシロ化

7月18日 今日も晴れ
昨日は、父の友人であったJAZZピアニストの加藤さとるさん主催のコンサートに行ってきました。
加藤さんの人脈は広く、計り知れなくていつも驚くのですが、、、今回もその凄さにおどろかされました。父のことをアンちゃんと呼んでくださり、父の最期にも気を使ってくださり、父の鎮魂の歌も作ってくださって、それを通夜にも葬儀にも流させて頂き、本当に今でも和ませてくださいます、しかも、一週間ほど前に、お手紙を戴き、奥様(JAZZボーカリスト)からもお電話戴き、是非、今回も皆で連れ立って来てくれとのご支持でしたので、楽しみにしてました。
前日、父と親しくして下さっていたご近所さんから、一緒に行くから車でつれってって~!とのリクエストに、丁度良いや!と、楽しい道中におしゃべりしながら行ってきたのですが。
会場には、少し早めに着き、そのコンサート会場の1階に、みんなの集いの場があり、そこで簡単に弁当をつまみ(これが奥さんの手作りで、目茶苦茶旨かった・・特に、から揚げと、筍の似た奴は絶品でした)
遠足気分で、幕が開くのを待ってましたが、その来場者の多さに吃驚!
テーマは、【音楽で「北九州文学散歩」】となってまして、九州や山口にゆかりのある方の詩を、ジャズ風雨にアレンジし、奥様の見事な歌と、絶妙な面白い話術で堪能しました。
ゲストも、ポピュラーソングの方、詩吟の先生ご夫婦、そして当地の名人にゆかりの方など、それぞれに歌やお話のタイミングありでこれまた、飽きさせない。
文学って言うくらい、金子みすずさん、宮沢賢治さん、村田英雄さん、夢道さん等の、詩や歌に曲を乗せて奥様がその美声をうならせたのですが・・・旨いのと、お話が楽しいので、2時間があっという間ですた。
たくさんの作品のご披露がありまし他が、中でも私は宮沢賢治さんの詩がやはり一番印象的でした。
作品があまりに有名なのと併せ、モデルとなった方のご苦労されたエピソードなどを、更に楽しく且つ、興味深く説明してくれましたので、一層ひきつけられたのは事実ですが。
写真のように、その朴訥なけれんみの無い生き方が胸を打たれます。
雨にも負けず
雨にも負けず
風にも負けず
雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫なからだをもち
慾はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
そして忘れず
野原の松の林の陰の
小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば
行って看病してやり
西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろといい
日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼーと呼ばれ
褒められもせず
苦にもされず
そういうものに
わたしはなりたい
とても私には出来ませんし、野心も、夢も、希望もありますので不遜だと思いますが、
やはり、言葉で、無く仕掛けていた勇気や、情熱も理想の目標に少し軌道修正してくれそうです。
いやしろとは、イヤシロチに代表される美観地帯・・つまり、酸化を防ぐ還元された土地や環境と言った、限られた状態を指すのではなく、人も動植物も含めて、癒される理想的な状態や、結果を指します。
言葉で、心も和み、体も疲れが取れたような安らぎを与えていただき、正にイヤシロの夜でした。
加藤さんご夫婦はじめ、メンバーの皆様、お疲れ様でした、ありがとうございました。
合掌